【杏里】広島ライブ:どこか醒めた新しい大人の魅力かも?!

【杏里】広島ライブ:どこか醒めた新しい大人の魅力かも?!

杏里の歌は醒めた魅力です。誇張した表現を使わない、あくまでナチュラルな歌い方で、BGMを超えたBGMの定番となりました。耳だけで聴く杏里から生の杏里へ。ステージ上の杏里はビジュアルでも楽しませてくれました。

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ライブ会場と観客

ライブ会場は「広島文化学園HBGホール」です。この名前を聞いてもピンと来ないと思いますが、旧厚生年金会館です。文化学園がネーミングの権利を買い取って付けた名前です。
広島文化学園HBGホール2000席と、広島のホールでは最大です。広島グリーンアリーナが8000席ですが、Perfumeなどの一部のアーティストでしか満席にはできないので、文化学園ホールが実質的には広島で最大のライブ会場と言えます。

今回のライブは完全な満席状態となりました。客層がおもしろくて、20代から70代までの年齢層の人がほぼ均等に来ていました。杏里もステージの上から眺めながら、そのことを珍しそうに呟いていました。

KARAのライブではKARAが出ている間は観客全員総立ちでしたが、杏里の場合は、ほとんど座っていました。拍手はしますがペンライトはありません。

「悲しみが止まらない」の時に杏里がスタンディングの合図を出した時も、若い人だけが立って、ほとんどの観客は立ちませんでした。若い人もスーツ姿や地味な仕事着だったのでKARAとは大きな違いを感じました。
Perfume x 杏里 – 悲しみが止まらない 「MUSIC FAIR21」

Anri Perfume – I Can’t Stop The Sadness 投稿者 toscanini9
今をときめくPerfumeの横で歌ってもまったく見劣りがしません。それどころかPerfumeの方が幼く見えてしまいます。この2組には共通点があります。それは抑えて歌うことで、観客自身がクリエーターになれるということです。

セットリスト

前半は静かなバラードを続けて、1時間を過ぎたあたりからニューアルバムの曲を数曲披露して、最後は全盛期の曲のメドレー、アンコールに代表曲を3曲という選曲と曲順でした。

よくできたオーソドックスなセットリストでしたが、KARAのライブのセットリストと比べると、前半がやや退屈な感じを受けました。グッときたのは2曲目の「CIRCUIT of RAINBOW」です。
杏里 【CIRCUIT of RAINBOW】

今から26年も前の曲ですが、当時としては画期的な曲でした。今聴くとさらに新しい曲に感じます。今のBoAが歌っても違和感がない気がします。

杏里の今

168cmと長身でスタイルが良いので、ファッションモデルが踊りながら歌っているような、まるでK-POPアーティストみたいです。そういう意味では30年前から現代の流行の先端を先取りしていたような人ですね。

アイドルからアーティスト、シンガーソングライター、セルフプロデューサーとキャリアを積んできた努力家です。私はこの人ほどデビュー当時から歌が上手くなった人を知りません。まさに進化し続けている人だと思います。

今回のライブを聴いて、まず声の質が瑞々しくなりました。顔はおそらくメイク技術の進歩のせいかもしれませんが、より美しく見えました。

杏里の歌い方は、昔からどこか醒めたような感じで、感情を曝け出す歌い方では無いのですが、例えばPerfumeもそういう無機質な歌い方です。その方が観客がクリエーターとなって自分の世界でその曲を楽しめるからです。

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今回のステージでもそれは健在で、さらに磨きがかかりました。アーティストとしての世界観を表現しつつも、それを観客には押し付けず、観客の想像に任せる。

アンコールの最後に歌ってくれた現代版「オリビアを聴きながら」はまさにその代表曲でした。感動しました。売れなかったデビュー曲の価値を信じて歌い続けただけでなく、常に進化させてきた結果ですね。
杏里 オリビアを聴きながら

演出

最近のライブの演出はハイテクで派手ですが、今回のライブはローテクながら小さなホールでの演出を知り尽くしたプロの演出でした。凄いです。

最も素晴らしかったのが照明です。レーザーやプロジェクションマッピングはまったく使いません。照明のみで、柄を回転させて客席や杏里に投影するという凝ったテクニックを使っていました。

さらに、スポットライトを客席めがけて照射するので、最初は意味がわからず眩しくて困りましたが、杏里がそのスポットライトを遮ったときに意味がわかりました。

杏里の周りに後光が射すのでした。四方八方に光が放射されるように見えました。美しかったです。

本物のプロは単純な機材でもプロの仕事ができるとよく聞きますが、本当にそうだと今回のステージ演出を見て感じました。

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まとめ

セットリストの中にこの曲が入っていたので驚きました。私は好きな曲ですが、ライブでわざわざ歌うような曲ではないからです。というか、逆です。こういう歌をこそ今歌って欲しい。
杏里「夏の月」

夏の月 The moon of summer 投稿者 yosihosi
「和風テイスト」が日本では今キーワードになりつつあります。先日のKARAのライブでさえも和風テイストの曲が数曲含まれていました。桜や花火などがテーマの曲です。

日本の良さや美しさを世界の人に発信していくのがこれからの日本のアーティストの役割だと思います。

杏里にはもうひと頑張りしてもらいたいですね。

【杏里】8/19 ニューアルバム「Smooth & Groove」リリース!

ではでは、きらやん

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