【Mステ】音楽ブロガーが10月の「Mステ」を定点観測!?!

Mステ

「ミュージックステーション」の放送内容を基に最新のJ-POP事情についてお届けするこの連載。10月のMステは23日と30日の2回のみ(30日はハロウィンスペシャルという位置付け。放送時間は普段通りの1時間)。

M-ON! Pressの記事から引用

「ミュージックステーション」の放送内容を基に最新のJ-POP事情についてお届けするこの連載。10月のMステは23日と30日の2回のみ(30日はハロウィンスペシャルという位置付け。放送時間は普段通りの1時間)。

9月の10時間特番「MUSIC STATION ウルトラFES」が終わって、番組スタッフの皆さんもひと休みといったところでしょうか。

今回は前後編なしの一本勝負で、10月のMステで起こった出来事を振り返っていきたいと思います。まずは恒例のこの人たちの話題から。

嵐、TOKIO:ラップを書くジャニーズ、曲を書くジャニーズ

23日の放送に出演していた嵐。新作『Japonism』のリードトラック「心の空」と、『Japonism』のボーナストラックとして収録されている少年隊のカバー「日本よいとこ摩訶不思議 covered by 嵐」をパフォーマンスしました。

「日本を様々な角度から見る」というアルバムコンセプトを体現する楽曲でもある「心の空」は、ロンドンで音楽活動を続ける布袋寅泰による書き下ろしナンバー。“サムライ”“大和撫子”といった和を感じさせるフレーズが印象的です。

ちなみにこの曲、櫻井翔作詞によるラップパートが最高にかっこいいのでこの日観られることを楽しみにしていたのですが、時間の都合なのかカットされていて本当にがっかりしました。

「日本よいとこ摩訶不思議 covered by 嵐」では大野智、二宮和也、相葉雅紀の3人がバク転を披露。Mステでの嵐のバク転は実に14年ぶりとのことです。

30日に出演したTOKIO。タモリとのトークテーマはハロウィンにちなんで仮装……ではなくカボチャ。「本業は農家?」というネットではお馴染みのネタと絡めた展開でしたが(MステはわりとTOKIOの農業ネタをいじる傾向にあります)、この日披露された新曲「東京ドライブ」はそんなおふざけが入り込む余地のないかっこいいロックナンバー。ギターのリフで引っ張るイントロやサビで視野がガッと開けるようなメロディラインはTRICERATOPSを彷彿とさせます。

この曲の作詞と作曲、さらに編曲も長瀬智也によるもの。本格的なロックバンドとして着実に歩を進めていてすごいなあと思いました。

AKB48、私立恵比寿中学、でんぱ組.inc:ハロウィンと女性アイドル

30日の放送はハロウィンスペシャルということで、各出演者が思い思いの仮装で登場。AKB48は「職業コスプレ」というコンセプトでしたが、考えてみたら「ハロウィン・ナイト」の衣装はハロウィンパーティにちなんだ仮装(魔女やドラキュラなど)がテーマだったわけで、なぜ本番にそれを着て出演しないのか疑問が残りました。

この日のいちばん人気はゆきりんこと柏木由紀のキャバクラ嬢。タモリがデレデレしていただけでなく、TOKIOの城島茂リーダーも「指名したい」とコメントしていました。

私立恵比寿中学はプリキュアのコスプレで登場。新曲の「スーパーヒーロー」は、いつものコミカルなイメージを封印した荘厳で力強い楽曲。ギミックに頼らないこういう路線も良いと思います。

でんぱ組.incは新曲「永久ゾンビーナ」にちなんだゾンビコスプレで登場。メンバーの相沢梨沙が描いたイラストを基に衣装化したという本格的なものでした。ピンキーこと藤咲彩音のキョンシー姿がかなり様になっていたのは、以前からコスプレに造詣の深い証という感じでしょうか。

サカナクション、ゴールデンボンバー:愛のあるオマージュ

23日に出演したサカナクションが披露したのは新曲の「新宝島」。この日はミュージックビデオと同じく昔のテレビ番組「ドリフ大爆笑」のオープニングを模したセットでのパフォーマンスが行われました。

5人が演奏をせずに軽く振り付けを入れながら階段を下りてくる様は、ミュージックビデオだと「まあそういう演出もあるよね」くらいの感想でしたが音楽番組で実際に行われているのを見るとかなり面白かったです。

今回の曲はサカナクションにとっては久々となるストレートなダンスロックナンバー。こういう「みんなが求めるサカナクションの曲」をバンド向けに作りつつ、個人ではパリコレのショーで使われる音楽の制作などよりレンジの広い活動を精力的に行っている山口一郎という人のバイタリティには圧倒されます。

30日の放送に登場したゴールデンボンバーは、90年代のヴィジュアル系をテーマにした仮装で「†ザ・V系っぽい曲†」をパフォーマンスしました。完全にMALICE MIZERな衣装でしゃべらないキャラクターを演じる喜矢武豊(MALICE MIZERのManaは喋らない設定でした)やパフォーマンス中に口から血(に見せかけたケチャップ)をまき散らす樽美酒研二など、ヴィジュアル系のお約束を茶化しつつも愛がたっぷりのステージにはかなり笑わせてもらいました。

さらに「演奏終了後、まだ音が鳴っている状態でステージをさっさと降りてしまう」というDIR EN GREYのMステ初出演時(1999年)の名シーンまで敢行。芸の細かさに脱帽です。ちらっと映ったタモリも大笑いしていました。

以上、10月のMステについてお届けしました。次回のMステは11月13日。出演者は未定ですが、年末のスーパーライブの出演者発表と合わせて楽しみに待ちたいと思います。それでは次回もよろしくお願いします!

TEXT BY レジー(音楽ブロガー)

【2015年10月23日放送分 出演アーティスト】
乃木坂46「今、話したい誰かがいる」
Hey! Say! JUMP「キミアトラクション」
ゲスの極み乙女。「オトナチック」
サカナクション「新宝島」
ザ・クロマニヨンズ 「エルビス(仮)」
嵐「心の空」「日本よいとこ摩訶不思議 covered by 嵐」

【2015年10月30日放送分 出演アーティスト】
きゃりーぱみゅぱみゅ「Crazy Party Night 〜ぱんぷきんの逆襲〜」
AKB48「ハロウィン・ナイト」
私立恵比寿中学「スーパーヒーロー」
でんぱ組.inc「永久ゾンビーナ」
中島美嘉「花束」
TOKIO「東京ドライブ」
ゴールデンボンバー「†ザ・V系っぽい曲†」

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まとめ

嵐がついに「和テイスト」の曲にチャレンジしています。ZEROのYoutube映像です。

嵐と布袋寅泰がコラボ!【心の空】PV初公開!

「和テイスト」と言えばももクロですが、代表曲の「サラバ、愛しき悲しみたちよ – ももいろクローバーZ」の作詞作曲も同じ布袋寅泰です。こちらはロックですが、J-POPの代表的グループの嵐が「和テイスト」に踏み込んだのは意味があると思います。
ももいろクローバーz サラバ、愛しき悲しみたちよ  布袋寅泰
「和テイスト」には7万人を熱狂させる力があります。それは、日本人だけでなく、世界中の人々がネットを通じてわかってきています。日本の良さや美しさを世界中に伝えて広めていくアーティストがJ-POPからも数多く出てくれることを期待します。

【ももクロ】「あさイチ プレミアムトーク」出演!

ではでは、きらやん

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