ももクロの2014年クリスマスライブ「ももいろクリスマス2014 さいたまスーパーアリーナ大会 ~Shining Snow Story~」のDVD/BDが6月24日に発売されます。2014年で最もライブ観客動員数が多かったももクロですが、私のようなオジさんから見ると知名度の割にその魅力がイマイチ伝わってきません。今回は動画でその魅力に迫ります。
先ずは今回発売されるDVD/BDのPVから
ライブDVD/BDの王者Perfumeのライブ映像がいかにも最先端のデジタル的な感じなのに対し、ももクロの方は対極的にアナログな感じを受けます。しかもミュージカルっぽいストーリー性を持たせた構成になっているので、オジさんにはむしろももクロのライブの方が合っているかもしれません。
Perfumeに比べるとももクロの方がテーマがストレートでわかりやすく、幅広い層のユーザーが楽しめるのではないかと思います。今回のライブはクリスマスということでヘビーメタル色もあまり感じないので、よりカジュアルに楽しめるのではないでしょうか?
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ヘビーメタルなももクロ
意外なことにももクロのファンにはロックな人が多いです。現に楽曲をももクロに提供しているアーティストとしては、大槻ケンヂ、布袋寅泰、高見沢俊彦(THE ALFEE)などのロックアーティストが名を連ねています。
以下の動画は今回のライブ映像にギターをリミックスした「【DNA狂詩曲】ヘヴィメタルリミックス ももクリ2014 ももいろクローバーZ / Momoiro Clover Z Metal Remix ももクロ ラプソディ」です。
ロックが似合っているのはおそらくメンバーの声の質が関係していると思います。5人のボーカルが合わさった声は他の女性アイドルグループを凌ぐパワーを感じます。それとリーダーの百田夏菜子の目力でしょうか? ソウルを感じます。
KISSとのコラボ
2015年1月28日に発売された13枚目のシングルCD「夢の浮世に咲いてみな」はアメリカのビジュアル系ハードロックバンドKISSとのコラボ作品です。作曲と演奏はKISSが担当しています。
このコラボはももクロのDVDを観たKISS側から持ちかけられたもので、よくある日本の有名アーティストがアメリカ市場への足がかりにアメリカの有名アーティストとコラボする企画とは本質的に異なります。
ももクロはデビュー当初から「和のテイスト」を持ったアイドルとして位置づけられていたこともあり、この曲の衣装には「芸者」が、振り付けには「相撲」が取り入れられています。5人のマスクがどこか日本的な香りがするのもそのせいかもしれません。
ロックとアイドルの融合
以下の動画は2014年11月に代々木の体育館で行われたフェスです。ワンマンではないのにまるでワンマンのようなファンの歓声です。Do As Infinityがロックとポップスを融合させたアーティストなら、ももクロはロックとアイドルソングを融合させたアーティストと言えます。
以前に同じフェスではももかが体調不良なので他の4人全員がももかパートを担当しました。スティーブジョブズが言った言葉にこんなものがありました。「ビートルズは4人が補完し合っている。それが4人以上の成果を出している秘訣だ」と。
私はスティーブジョブズに代わって言いたいです。「ももクロは5人が補完し合っている。それが5人以上の成果を出している秘訣だ」と。
まとめ
ももクロの曲を聴いていると前向きな元気をもらうとともに、切ない気持ちにもさせてくれます。ファンを第一に考える姿勢はおそらく周りの大人たちにとっては厄介な存在になることがあるかもしれませんが、それがアーティストとしてのプライドなら貫いてほしいと思います。そういうアイドルがあってもいいかなと。
国立競技場ワンマンライブ2デイズを成功させたももクロ。Perfumeはどうだったのでしょうか?↓↓↓
ではでは、きらやん
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